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登山リスク、雪崩の危険などを考える [トレッキング]

今回の十勝連峰縦走では、2日間とも天気に恵まれ
視界良好雪崩なしで終わったのですが、
私はのんきに雪崩れるような雪はなかったよね♪と
ツレに言うと

「いや、十分死ねたよ」

と\(◎o◎)/!

アルプスのような巨大な雪崩を想像していた私は
すっかりカサが減っている春山に油断していました。

自戒を込めてちょっと雪崩について調べてみました。

まずどんなところが雪崩れるのか?
IMG_20140509_152123.jpg
ふむふむ、沢筋が危険はわかります。
稜線の風下側で雪が吹きだまる斜面も危険と。

どんな風に雪崩れるのか?
IMG_20140509_152058.jpg
ふむふむ、新雪がさらっとかぶったら危険です。
少量でも巨大に膨らんで勢いづきますもんね。
傾斜35度~45度が最も危険と。

どこが安全か?
IMG_20140509_152154.jpg
ふむふむ、樹林帯は止まりますね。稜線上も。

どんな気象条件で?
IMG_20140509_152007.jpg

弱層があるかのチェック方法
IMG_20140509_152033.jpg
むむ~掘るだけで大変そうですね^^;

≪雪崩を避けるための情報収集≫

◎それまでの気象変化
◎現地の地形
◎過去に雪崩が発生した場所
   参考文献:山と渓谷社 「雪山登山」

IMG_20140509_152435.jpg

富良野岳、三段山、上ホロカメットクあたりは危険って事で。

ツレは地図を見るのが好きで
等高線などを見て地形が浮かび上がってくるそうです。
私はまだまだ地図に慣れていないなぁ^^;
やまつみ模型でも地味にやればいいんでしょうか[わーい(嬉しい顔)]

それにしても
人はなぜ危険な山へ行くんでしょうか?
興味深い回答をしている人がいました。

Aさん
登山というのは体を動かし続け、普段見たことがない景色のオンパレードです。街に住んでいれば見ない崖、川、木々、動物など。これら全てが脳に刺激を与えます。さらに体を動かしてβエンドルフィンが分泌され、更に爽快感や快楽に拍車をかけます。
つまり、快楽の相乗効果。ハマると抜け出せないほど気持ち良いのです。

Bさん
都会と違って、山に入れば、特に単独行の場合は、自分の五感が研ぎ澄まされてゆくのが実感できる。
都会に暮らす自分が偽の自分で、いま向かいつつある自分が本来の自分、本来の人間の姿なのか?
とおぼろげながら実感してくるのだよ。

こういう形の自然との一体感はツアー旅行などでは味わえない実に心地よいものだ。
そういう感覚を得れば、自ずと山に対しての敬意と山行への慎重さが芽生える。

そして、その「自然体の慎重さ」をうまく維持しながら三角点に立つ。

三角点から見下ろす風景は雄大そのものだ。
ここで心の中に湧き上がってくる達成感も言葉では言い表せない独特なものだ。
三角点までの道のりが険しければ険しいほど、強い達成感がえられるのだ。(引用 Yahoo掲示板より)

う~~~ん、なるほど。共感する部分がありますね。
ツレは景観よりも克服達成感を味わいたい方が強めです。

最後にアルピニストの野口健さんのブログ。
エベレストで雪崩に巻き込まれ生還した奇跡のレポートです。

2011年05月08日 雪崩~生きてこそ~←クリック

どんなに最高の技術、道具を揃えたとしても
いざ、自然に牙をむかれたら人間は無力です・・・

できることはして、避けられるトラブルは避けたいですが
いざとなったら、ありのままを受け入れるしかないのかな
・・・そんな風に自然と向き合っていこうと思います。

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タグ:雪崩の危険
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コメント 2

のんべえ

山は、危険がいっぱいですよね…
特に冬は、そう思います。
自分の父、昔、会社の山岳部に入っていて、
友人2人を富良野岳の雪崩で亡くしています。
父も、その登山を予定してましたが、私用が
あり、中止にしたんですが、
もしも、行ってたら…と考えるとゾッとします。
慣れてきた頃が一番危険なのかもしれませんね。
お互い気をつけて山を楽しみましょう!
by のんべえ (2014-05-14 06:34) 

なお

のんべえさん
そんなことがあったんですね..
お父様は山岳部だったんですか!
血を引いてるんですね~

よく飛行機事故とかでも何らかの用事で
乗れなかったら助かったとかありますが
何か見えない力というか、働くのかもしれないですね^^;

覚悟をもって楽しみましょう^^;
by なお (2014-05-14 18:38) 

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